レイヤ2 データリンク層の役割は、ネットワーク層からのパケットを物理層がデータを送信できるように
フレーム化することです。宅配便の流れでは荷物を送りやすくするために、ダンボールにつめる流れだと
考えると分かりやすいかと思います。
イーサネットの場合は、データの前にMACヘッダーを付け、最後に誤り検出用のビット(FCS)を加えてMACフ
レームを作ります。MACヘッダーには宛先MACアドレスと送信先MACアドレスなどの情報が入ります。
MACアドレスとは簡単に言うとデバイスを識別するための名前です。市販されているイーサネット機器には
必ず付いており、すべての機器に重複しないように振り分けられています。
MACアドレスはベンダー(メーカー)が、その機器を製造する時に割り当てます。長さは48ビットで最初の
2ビットを除く前半22ビットはベンダーの識別番号になります。米国の標準化団体であるIEEEが各ベンダー
に割り振っています。後半の22ビットは各ベンダーが重複しないように割り当てています。
ではこのMACアドレスは何に使われるかと言うと、データを送信する時はこのMACアドレスを見て宛先まで
届けます。
イーサネットでのデータリンク層内では2つの副層があります。
(1)MAC副層(Media Access Control)
この副層では物理層でデータを送信できるようにどのように媒体上に乗せるかを定義しています。
宅配便の例で例えると、荷物がガラスの場合は割れないように包装したり、雑誌だったら封筒でいいとか、
荷物を配達しやすいようにどうするかを決めるのがこの層の役割です。
(2)LLC副層(Logical Link Control)
この副層では、ネットワーク層のプロトコルを識別して、それをフレーム化する役割を持っています。