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1-5  レイヤ3 ネットワーク層


  • レイヤ3 ネットワーク層の役割
  • レイヤ3 ネットワーク層の役割は、ルーティングとネットワークアドレッシングです。


    1. ルーティング

    ルーティングとは宛先ネットワークまでの最適なルートを決めることを言います。




    ここで言う最適ルートとは単に近いからというわけではなく、近さ、回線速度の速さ、遅延などの中から選ぶ最適なルートのことを指します。

    この最適ルートを決定するとき、何を優先するかはルーティングプロトコルによって決められています。
    (例えばRIPだと近さ)

    ルーティングプロトコルについては後の章で説明します。


    2. ネットワークアドレッシング

    ネットワーク層ではIPアドレス(住所のようなもの)を使い、IPアドレッシングを行います。

    IPアドレスで宛先ネットワークまでIPというプロトコルを使ってパケットを運びます。




    このようにIPアドレスを使って宛先ネットワークまで届けます。後はレイヤ2 データリンク層(MACアドレス)を見て宛先まで届けます。


  • ICMPプロトコル
  • IPパケットを運ぶIPプロトコルはネットワーク層では不可欠のプロトコルです。

    このIPは複数のプロトコルから成り立っており、このIPの欠かせない機能としてICMPというプロトコルがあります。

    IP通信では送信したパケットが相手に届かないことがあり、 その原因は通信経路の途中にあるルータがパケットを処理しきれずに捨てているかもしれないし、あるいは宛先まで届いていたのだが、 宛先ポート番号を間違えていたために、届かなかったなど様々な原因が考えられます。

    こんな時、エラーが起きたことを送信元に知らせなければいけません。

    この役割をもつのがICMPプロトコルです。

    以下に代表的なICMPメッセージを示します。


    ・Destination Unreachable(宛先到達不能)

    なんらかの理由で宛先まで届かなかった場合に出るメッセージです。

    ・Buffer Full(バッファ不足)

    ルータがデータを受信するためのメモリバッファが一杯になると出るメッセージです。

    ・ホップ数

    ホップ数とは通過できるルータの数を示します。もしデータが宛先に到達する前にホップ数が限界になった時は ルータはこのデータを破棄します。そうなった場合に出るメッセージです。

    ・エコー要求・エコー応対

    代表的な通信の確認コマンドであるPingコマンドのエコー要求とエコー応対もICMPメッセージになります。


    スイッチ


    レイヤ2 スイッチ←    →レイヤ3 ルータ





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